* なぜUbuntuは遅いのか? これを的確に説明した日本語ページはまだ発見できていないが、 常駐ソフトが多いからではないかと予想する。 あとgnome3/Nautilusであることも、それなりに影響しているのではないかと予想します。 * Ubuntuの何が遅いのか? 遅いと感じる一番の要素は「アプリの起動が遅い」点。 起動してしまえばあまり気にならないものの、アプリの起動と終了を 頻繁に繰り返す使い方をするのでイライラ感が溜まってしまうのだった。 * 快速Linuxへの旅(たび) まだ旅がはじまったばかりだけど、ここまで試したことをメモしておく。 * 超絶 :D な Mate Desktop !! これは、irukaさんのページに誘われて :D 導入してみたもので WindowsXPライクになるデスクトップだ。 Ubuntu 13.10/14.04に導入可能なのでWindows系のGUIが良い人には お勧めの一品。 GUIの挙動も若干快適になります。 ubuntu 13.10: mate 1.6になります。 irukaさんのページ ubuntuXP http://hp.vector.co.jp/authors/VA000177/html/ubuntuXP.html ubuntu 14.04/13.10: mate 1.8はここ。 How To Install MATE 1.8 In Ubuntu http://www.webupd8.org/2014/03/how-to-install-mate-18-in-ubuntu.html とにかく良くできてる。 というか、昔は :D、 UbuntuやDebianもMateと同じgnome2系だったので ある意味、ずっと昔の状態に戻っただけとも言えるが、 タスクバーのアプレットなんか気が利いてて使いやすい。(^^)/ 欲しかったのは、これですよ、これ。 って感じ。しかし、これから出てくる超速LinuxはMateじゃないところがちょっと残念。* VMWare Playerは複数起動可能だった! これずっと知らなかった。orz orz orz orz orz orz orz (オイ 今回、各種Linuxの比較が加速したのは、この発見によるところが大きい。 以下はVMWare Player 6.0.2 (+ vmware-tools )で試した結果です。 * Mate: Ubuntu と Debian 対決 :D 今までもDebianの方がUbuntuより快速だったが、ウインドウマネージャの見た目が微妙に 違うのでそのせいかと思っていた。 今回、Mate Desktopを双方に導入して比較したところ、 快速度: Debian Wheezy > Ubuntu 14.04 という結果になった。 起動時のメモリ消費もDebianの方が少ない。 起動時省メモリ性: Debian 140MB > Ubuntu 290MB * wattOS R7.5 (日本語化済LXDE版) 超速、激速、爆速 xD も、もう、びっくりしちゃった!! メチャ速い。 やればできるじゃん! (爆 上のUbuntu/Debian + Mate とは別次元の快速性を実現しているのだった。(^^)/ 快速度: wattOS R7.5 >> 超えられない壁 > Debian Wheezy >Ubuntu 14.04 起動時省メモリ性: wattOS R7.5 133MB > Debian 140MB > Ubuntu 290MB 良い点: (0) インストールがVMWare上で3分で完了して目が点になった。 HDDは2GB消費した。 (1) とにかく超速。 (2) デスクトップに、アプリのショートカットが簡単に作れる。 (3) タスクバーのアプレットも良い感じ。 (4) 全体的にデスクトップやファイルマネージャの操作性は良く考えられている感じ。 残念な点: (1) OracleのJava7はインストールできなかったのでJava8にしたらOKだった。 (2) ターミナルソフトLXTerminalで配色の自由度が少ない。 orz (3) gnome-terminalはインストールしても、まともに起動せず使えない。 orz orz (4) LXDE系共通: D&D問題点。後述。 (5) Ubuntu系共通: VMWare D&Dの問題点。後述。 (6) VMware Player(6.0.2)との相性が悪い。 VMwareのウインドウをリサイズすると勝手にWindowが縮小して、 どうしようもなくなる。orz orz (7) アプリが古い。ubuntu 13.04ベース。 (8) ネットワークドライブの検索ができない。 これ系の設定やアプリ(samba系)のインストールが自前で必要な感じ。 (9) アプリをインストールしてもメニュー登録されない。後述。 (10) OSが古い。 ベースになったubuntu 13.04は既にサポート対象外。 特異な点:xD あまりに速くWindowが起動するので(特にファイルマネージャとLXTerminal)、 動体視力がついていけなくて :D、一瞬、脳がパニックになって、 人間側の反応が1テンポ以上遅れる。(爆(爆 問題点が多いのは、メインで使おうと思って使用時間が長いせいもある。 * wattOSの種類とバージョン wattOSは種類が多いのでメモ。 R7.5はubuntu 13.04ベース。 次のR8からDebianベースに変わる予定。 日本語化済版: 上で入れたのはここの日本語版のLXDEベースのもの。 ライブCDの部屋 さんのページ http://simosnet.com/livecdroom/ http://simosnet.com/livecd/wattos/ LXDEベース: wattOS-R75-32-jp.iso mateベース: wattOS-7.5-Mate32bit-jp.iso これらは、日本語化以外にも独自に軽量化が図れている様です。 英語版を自分で日本語化 / mateベース: オリジナルのwattOSを自分で日本語化するパターン。 ユービックログ研究所さんのページ 超軽量Linuxディストロ/wattOS R7.5のインストールと日本語化 http://ubiqlog.com/archives/9125 ダウンロード http://www.planetwatt.com/pages/downloads こちらは軽量化してない分デフォルトで動作するソフトウェア等が 増えていて、ネットワークドライブ検索もデフォルトで可能 だったりします。 HDDは3.2GB消費した。 * Micro wattOS R7.5 これ、Live CD状態でVMWareの画面解像度が800x600固定になってしまって、 あえなく玉砕。 Etermは使いにくそうだった。 ちゃんとインストールしてvmware-tools入れればいいのかもしれない。 * wattOS R7.5のサポート問題 ベースとなっているubuntu 13.04は既にサポート期限切れだ。 13.10にアップグレード可能だが、13.10もすぐサポート切れになる。 次期R8はDebianベースに変更されるためサポートと一貫性に 疑問が残ると言わざるをえない。 従って、現時点ではLubuntu 14.04を選択したほうが良い。 * Lubuntu 14.04 これも、wattOSとほぼ同じくらい超速と思われる。 微妙にwattOSの方が速い気がするが、気のせいかもしれない。(^^; インストールしたばかりなので詳細はこれからだけど。 快速度: wattOS R7.5 >= Lubuntu>> 超えられない壁 > Debian Wheezy >Ubuntu 14.04 起動時省メモリ性: wattOS R7.5 133MB > Debian 140MB >Lubuntu 174MB > Ubuntu 290MB 良い点: (1) とにかく超速。 (2) ネットワークドライブもデフォルトで検索できる。 残念な点: (1) デスクトップにショートカットが作れない。後述。 (2) アプリをインストールしてもメニュー登録されない。(再ログインで現れる)後述。 (3) Windowマネージャが好みでない。(爆 wattOSのほうが良い感じ。 (4) LXDE系共通: D&D問題点。後述。 (5) Ubuntu系共通: VMWare D&Dの問題点。後述。 (6) アプリメニューを閉じることができない状況に陥る。 原因は(2)と同じと予想する。 * D&D問題 上で書いたファイルD&D系(ドラッグ&ドロップ)の問題点: LXDEデスクトップで標準装備されているファイルマネージャはPCManFMというもの。 フォルダ内のファイル表示を「詳細表示」に設定していると、デスクトップ画面に対して D&Dが一方向にしかできないのが問題だった。 解決方法: フォルダ内のファイル表示を「詳細表示」以外に設定すれば解決する。 orz デフォルトのままなら問題無かった。 orz orz * Lubuntu: PCManFMでデスクトップにアプリ・アイコンを配置する方法 wattOSだとアプリ・メニューからアプリを選んで「右クリ」すれば簡単に デストップにアプリ・アイコンを配置できるが、 Lubuntuの場合、メニューからは登録できなかった様なので確認、修正方法を記す。 これができている場合は無視してください。 (1) アプリ・メニューから「設定」「デスクトップの設定」「高度な設定」、 「以下のパスについて、デスクトップ...」 の"デフォルト"にチェックを入れる。 デフォルトは右側にグレー表示の「デスクトップ」フォルダになる。 このグレー表示が「デフォルト」でない場合は「カスタム」にして「デスクトップ」を 選択した後「デフォルト」チェックに戻しておく。 (2) これで、アプリ・メニューから任意のアプリを選択して「右クリ」でデストップに配置できる。 * Lubuntu: PCManFMでデスクトップにファイルのショートカットを置く方法 上記の修正で普通にできる様になった。 方法: PCManFM上でファイルを選んでデスクトップにD&Dするだけ。 ファイルの移動: ショートカットではなく実体を移動したいときは、 「Shift + D&D」 * Lubuntuのウインドウ・マネージャは「Openbox」 高度な設定をしたい時はOpenbox系の情報をググる。 普通はあまり必要ないかも。 * Lubuntu : アイコン類をWindowsXP風にする Luna アイコン類をWindowsXP風にするだけでも非常に使いやすくなる気がする。 但し、多色アイコンなので描画に時間がかかって機敏性は多少落ちる感じがする。 気にするほどではないかもしれないが。 以下の方法でWindowsXP風アイコンにすることも、 元に戻すこともメニューからできる様になります。 方法: 上の方で書いたmateをWindowsXP風にするファイル群がそのまま使える。 ここから、 http://winxp4life.tk/ これを持ってきて、 http://winxp4life.tk/download.php?file=linux_xp_luna_theme_install UbuntuをWindowsXP化する方法 http://kei-efu.blogspot.jp/2014/01/ubuntuwindowsxp.html の「3.Luna XP を導入」を参考にします。 ファイルを例えばLunaxpフォルダで解凍します。mkdir Lunaxp cp linux_xp_luna_theme_install.tar.gz Lunaxp cd Lunaxp tar zxvf linux_xp_luna_theme_install.tar.gz sudo cp -r themes /usr/share sudo cp -r icons /usr/shareこの後、再ログイン又は、再起動します。 アプリ・メニューから「設定」「ルックアンドフィールを設定します」で 「ウィジェット」タブと「アイコンテーマ」タブで 「Luna」を選択、「適用」で完了。 う〜〜ん、やっぱ少し重いかなぁ〜 (爆 * UbuntuのLubuntu化 上に書いたようにわざわざ新規にLubuntuをインストールしなくても、 Ubuntuが動作しているなら、簡単にLubuntu化できることがわかった。sudo apt-get install lubuntu-desktopした後、ログアウト。 ログイン時のオプションで「Lubuntu」を選択すれば、 Lubuntuが動いちゃいます (^^)/ 超快速!! * Lubuntu系 Terminalの共通問題 LXTerminalやgnome-terminal,mate-terminalを使うと、 不要な文字「^C」が挿入されてしまう問題。 orz orz 調査中。
2014年04月20日
Linux:超速wattOSとUbuntu系 2014
2014年04月10日
2014: Ubuntu 12.04のアップグレード地獄 !?
Windows XP のサポートがつい先日終了(2014/04/09)して、 「Windows XPが終了」したことを受けてUbuntuのサポート期間を調べてみた。 Ubuntuホーム https://www.ubuntulinux.jp/home 現在Ubuntu 12.04 LTSをVMWare Playerの中で使用中。 サポート終了は「2017/04」と、まだ3年ある。 サポート期限一覧 https://www.ubuntulinux.jp/ubuntu で、 もうすぐ「Ubuntu 14.04」が出る。 http://kledgeb.blogspot.jp/2014/03/ubuntu-1404-3-ubuntu-1404.html * Upgrade時の微妙な問題 気にしなければいいんだけど。:D 12.04は最新の14.04へUpgradeする条件として事前に「13.10」にUpgradeすることが必要だ。 しかし、この「13.10」は、あと2ヶ月、2014/06にサポート切れとなる。 従って、 3年後の2017年の時点で「3年前にサポート切れで脆弱性が補修されていない13.10」に 短時間だけれども移行しなければならない。 この3年分の脆弱性を持つ短い時間を、 3年間狙っていた「悪の集団」xD に一瞬で突かれる可能性を否定できないのだった。:D * 12.04から14.04へのアップグレード順序 orz orz orz アップグレードは以下の順序が必要とされる。 12.04 今ここ(2014/04)。サポートは2017/04まで。 12.10 2014/04サポート切れ 13.04 2014/01サポート切れ 13.10 2014/06サポート切れ 14.04 目標 NN MM ... KK PP 3年後(2017/04)の最新 * 3年後のアップグレード地獄!? よくよく考えてみると :D 上は今14.04にする話で、サポートがあるからといって、あと3年使い続けると、 その時の最新版は「PP」くらいになってて もうバカバカしくてついて行けないのだった。xD と、いうことになりそうな予感 * Upgradeやめて新規インストール 「/home」以下を圧縮して新規インストールOSに持って行くのが正解かも。 自分で入れたアプリケーションなどは再インストールが必要だけど、 これが一番早道なのかもしれない と、思うのだった。 * do-release-upgrade 知らなかったけど、xD これを使うと簡単にアップグレードできるらしい。 Ubuntu 12.04LTS から 12.10 へのアップグレード http://vps-karuma.net/setting/ubuntu/2100/ 参考: しっくり生活さんのページ Ubuntu 14.04 LTSをインストールした直後に行う設定 & インストールするソフト http://www.k5.dion.ne.jp/~r-f/sicklylife/memo/ubuntu1404/settings.html Ubuntu kledgebさんのページ http://kledgeb.blogspot.jp/p/ubuntu.html 一言多いプログラマーの独り言 さんのページ ubuntu 12.04 から 13.10 へのアップグレード http://programmer-jobs.blogspot.jp/2014/01/ubuntu-1204-1310.html
2012年07月28日
knoppix起動 2012 メモ
* はじまり うちのパソコンは、knoppix v5.3.1までは普通に動いたが、それ以降のv6.01〜だと起動途中にハングしてしまう 状況でずっと放置していたのだった。 (基本的にDVD版) * knoppix v6.01以降はそのままでは動かない orz で、調査してみるとknoppix v6.01以降、 v6.2 v6.7.1 v7.0 と、デフォルト状態では、ことごとく動作しないことがわかった。 orz * オプション変更で動作した どうやらマルチコアのCPU(AMD)だとうまく動かないような雰囲気だった。(詳細未確認) とにかく以下のオプションを付ければ起動した。 まず起動時に「F2」キーを押してオプション起動画面を出す。boot: knoppix acpi=off nolapic hpet=off
上の黄色い文字を打ち込んでエンターキーを押せば起動する。 (^^)/ これは、メニューにもあるようにworkaround的な起動方法の様だ。 シングルコア動作になるけど、ちゃんと動作するのでこれでよしとする。 * 英語キーボードに日本語環境 orz 起動したのはよかったものの、うちは「英語キーボード」なのでデフォルトの日本語キーボード設定と合わず、 ボロボロ状態。 orz 起動後のGUIメニューでキーボードを変更しても効果なし。 orz これはFAQの様で、起動時にオプションとして設定する。boot: knoppix acpi=off nolapic hpet=off lang=ja keyboard=us xkeyboard=us
上の黄色い文字を追加してエンターキーを押せば英語キーボードで起動する。 (^^)/ * gnomeデスクトップで使いたい 起動したのはよかったものの、デフォルトの「compiz」というデスクトップに慣れていなくて 使いにくいのだった。 GUIメニューから変更を試したが、またまた効果なし。 orz これも起動時オプションでやっつけることにした。boot: knoppix acpi=off nolapic hpet=off lang=ja keyboard=us xkeyboard=us desktop=gnome
上の黄色い文字を追加してエンターキーを押せばgnomeで起動する。 (^^)/ って、どんだけオプションが長いねん!! * 起動時オプションを記述するファイル DVDやCD版だと無理っぽいが、USBメモリやSDカードにknoppixをインストールした場合は、/mnt-system/boot/syslinux/syslinux.cfgというファイルの中に、上で書いたオプションを追記しておけば良い。 syslinux.cfgを開くと以下のような行があるので、LABEL knoppix KERNEL linux APPEND ramdisk_size=100000 lang=ja apm=power-off initrd=minirt.gz ......APPEND行の最後にオプションを追記すれば良い。
2011年05月21日
無料のVMware Player 3.1.4 の進化に驚いた件
*Ubuntu 11.04はミラクルパッチ済みらしい *無料のVMware Player 3.1.4の進化に驚いた件 *VMware Player 3.1.4 *「Unity」 おっ〜〜〜〜っ!! *仮想HDDの空き領域を縮小する(compact, shrink) *マルチコアでコンパイルが激速 *その他 *vmware-toolboxを自動起動させる (注1):Unity?? *unity-2d イケてない orz *Mac OS X に変えてみた v(^^) *Ubuntu 11.04はミラクルパッチ済みらしい 去年末(2010年末)にネタがあがったミラクルパッチ http://gihyo.jp/admin/clip/01/linux_dt/201011/18 linuxデスクトップ環境をたったの3ステップで高速化する方法 http://d.hatena.ne.jp/pyopyopyo/20101121/p1 以下は、Ubuntu 11.04 のuname# uname -a Linux ubuntu 2.6.38-8-generic #42-Ubuntu SMP Mon Apr 11 ...Linuxカーネル2.6.38から対応済みということらしい。(探査中)$ cat /proc/sys/kernel/sched_autogroup_enabled 1上記のようにデフォルトで有効なことを確認できました。 Ubuntu 11.04 リリースノート https://wiki.ubuntu.com/NattyNarwhal/ReleaseNotes/ja で、VMware。 フォーラム: VMware Player http://communities.vmware.com/community/vmtn/desktop/player *無料のVMware Player 3.1.4の進化に驚いた件 持っている製品版のVMware5も古くなって、Ubuntuの「v10.04」、「v.11.04」は、 「*.iso」ファイルをVMware5に喰わせても起動に失敗するので VMware Player 3.1.4(現時点[2011/05]の最新版)をインストールしてみた。 http://www.vmware.com/support/pubs/player_pubs.html 無料の「VMware Player」をインストールするために、 数万円の「VMware5 Workstation」を削除する必要があった。 orz 泣くしかない。 と、思っていたところ、"無料のPlayerのくせに"、 かなり、すばらしいのに唖然としたのだった。 *VMware Player 3.1.4 VMware5のVMのバージョンは「v5.5.9」 VMware Player 3.1.4のVMのバージョンは「workstation 6.5-7.x」 最新の製品版は、今なら多分VMware7 Workstation。 で、「VMware Player 3.1.4」、 Ubuntu「v11.04」が「簡易インストール」でほぼ全自動。(スゴ (VMware toolsも自動インストールされた) で、コマイところは省略して(オイ 以下は、「VMware Player 3.1.4」使用メモ。 親OS(ホストOS)は「Windows XP 32bit」 子OS(ゲストOS)は「32bit」の「Ubuntu v11.04」や「Debian スクイーズ (v6.0.x)」。 *「Unity」 おっ〜〜〜〜っ!! しばらく、「Anthy」と勘違いして無視していた。(クリックもしなかった) (爆爆 「Unity」は、個々のウインドウが「Windows上の普通のウインドウ」の様に見える機能?。(注1) 実行速度はそれなりに落ちるけど、なかなか良いかも。 実行するには、「仮想マシン」-「ユニティに切り換え」。 このようなシームレス化機能は、 「Cygwin」の「X Window」ならずっと以前から可能なのでアレだけど、 それでも、それなりに驚いたのは確か。 アプリケーション・メニューの出し方が「秀逸」で、"Nice" な出来だと思う。 Ubuntu v11.04: 「Unity機能」動作した。 Debian・スクイーズ: 現時点(Player 3.1.4)で、「Unity機能」は動かない。 *仮想HDDの空き領域を縮小する(compact, shrink) VMwareの特性として子OS内のファイルを削除しても、仮想ファイル(*.vmdk)のサイズは 減らないので、使っているうちにどんどん仮想ファイルが「膨張」していくのだった。orz (サイズを固定する方法もあるが、略) 以下は、仮想ファイル(*.vmdk)の空き領域を縮小する方法だ。(仮想ファイルサイズを小さくする) ネット上では「compact, shrink」というキーワードで見つけることが出来る。 VMware Player 3.1.4では「Compact」、「Shrink」の両方使えるが、 注意点があるのだった。 (「Compact」と「Shrink」は結果的に同じ動作をすると思われます。 従って、以下「縮小」も「圧縮」も同じ意味) 子OSは、何も考えずに"簡易インストール"した「Ubuntu 11.04」。 Shrink: 子OS上で実行。 (ext4非対応) 最大の注意点が「ext4非対応」な点だ。従って、 「Ubuntu 11.04」の場合、後述の「Compact」を使うことになる。 「ext3」なら、起動中の子OSで「vmware-toolbox」コマンドを「root権限」で実行し、 「shrink」タブを選ぶ。 あとはパーティションを選択し、質問にOKで答え、実行すればよい。 (後述のゼロ値化もやってくれる) (ext4の場合、パーティションが表示されない) Compact: 親OS上で実行。 (ext4も可能) まずは、「第8回 VMware Playerを使う(後)」の「仮想ディスクのコンパクト化」を読むと 分かり易い。(バージョンは少し古い) 「Compact」は、Windows上(親OS)から「縮小」を実行出来るので便利だ。 (ただしゼロ値化は手動でやる必要がある) 子OSは事前に「シャットダウン」しておく。(サスペンドは不可) 「仮想マシン設定の編集」-「ハードウェア」-「ハードディスク」 -「ユーティリティ」-「コンパクト」を選ぶと、 いきなり「縮小」が開始されるので注意。(途中キャンセル可能) 「Compact」を実行する前に「空き領域のゼロ値化」をする: 手動で「空き領域のゼロ値化」が必要。これをしないと、ほとんど縮小されない。 「ゼロ値化」は以下の方のページが参考になった。 [vmware]vmdkディスクの圧縮 ゼロ値化: 子OSのroot権限で以下を実行する。# dd if=/dev/zero of=00temp bs=20971520 count=nnn
nnn= ( 使用可能サイズ[kb] / 20480[kb] ) -1 (nnnの小数部をカットして整数値とする) [kb]:キロバイト 例えば「df」コマンドの出力が以下だったとする。# df Filesystem 1K-ブロック 使用 使用可 使用% マウント位置 /dev/sda1 20125340 4351292 14751740 23% / none 247348 620 246728 1% /dev none 253964 236 253728 1% /dev/shm none 253964 112 253852 1% /var/run none 253964 0 253964 0% /var/lock .host:/ 245111704 239482100 5629604 98% /mnt/hgfs
この場合「nnn」は、 nnn = ( 14751740 / 20480 ) -1 ≒ 719 となるので、# dd if=/dev/zero of=00temp bs=20971520 count=719
を実行する。(ディスク容量不足の警告が出る) これで、OS用に「約20Mバイト」残して あとは「ゼロ値化」ファイル"00temp"で埋まります。 実行終了後、すぐに「ゼロ値化」ファイル"00temp"を削除しておきます。 ( # rm 00temp ) count値を追加したのは、残りHDD容量ゼロになるのを避けるためで、 「避けないとマズイ」のか「放置でも無問題」なのか判断できないので 安全そうな方にしました。 Compact,Shrink実行前に同容量のHDDの空き領域が必要: 上の例の場合、縮小前の「*.vmdk」のサイズが「6ギガバイト」だったら、 Compact,Shrinkの実行前に"親OS上"に「最大6ギガバイト」の空き容量が必要。orz 実際には「縮小結果分」の空きで良いが、 縮小率が低い場合、Compact,Shrinkの実行中にほぼ同容量の空きが必要となる。 *マルチコアでコンパイルが激速 自分のパソコンは、マルチコア(2個)CPUなので VMware Player 3.1.4の設定で「CPU数を2」に設定したら、 gcc(arm-none-eabi-gcc)でのコンパイル速度が2倍になった。 親OSのWindowsより2倍速いのだった。 orz ただし、コンパイル速度が2倍になるのは2回目のコンパイルからなので、 キャッシュが効いているような感じか。 ちなみに、全て「-j2」オプション付きでコンパイルしているので、 上の話は「-j2」オプションなしのWindowsに比べて「約4倍速い」という意味。 *その他 VMware vCenter Converter Standalone Client: という無料のソフトで仮想マシン形式をいろいろコンバートできます。 VMware Sever2: これも無料。Windows(親OS)にログインしなくてもVMwareが起動するらしい。 ただ、開発停止で、Playerの方が圧倒的に動作速度が速いらしい。 ダウンロードサイズが500MBを超えていたので今回はパス。 *vmware-toolboxを自動起動させる VMware Player 3.1.4が正式にサポートしていない子OSの場合、 「vmware-toolbox」を手動で起動する必要があるようだ。 vmware-toolboxの効能: 親OS−子OS間で「コピペ」ができる。 親OSと時刻を同期する。 その他。 親OSで適当にテキスト文字列を「コピー」し、それが子OS内で「ペースト」できないなら、 この設定を行った方がよい。 コンソールから毎回起動するのはめんどくさいので、起動時(ログイン時)に 実行するようにします。 設定方法: 子OS内で、 「システム」-「設定」-「自動起動するアプリケーション」を選択、「追加」で、 名前: vmware-toolbox コマンド: vmware-toolbox --iconify と設定して再度ログインする。 これで、双方向の「コピペ」ができるようになる。 (注1):Unity?? Unityとは https://wiki.ubuntulinux.jp/UbuntuTips/Desktop/HowToUseUnity 「Unity」という言葉の使い方があいまいなので探査中。 「新しいデスクトップ・インターフェース」という意味で言うと、 親OSが「Windows XP」なこともあって未対応のようだ。 「Ubuntu classic」にしろというメッセージが出た。 子OS(ubuntu 11.04)で以下を実行した結果。# /usr/lib/nux/unity_support_test -p OpenGL vendor string: Mesa Project OpenGL renderer string: Software Rasterizer OpenGL version string: 2.1 Mesa 7.10.2 Not software rendered: no Not blacklisted: yes GLX fbconfig: yes GLX texture from pixmap: no GL npot or rect textures: yes GL vertex program: yes GL fragment program: yes GL vertex buffer object: yes GL framebuffer object: yes GL version is 1.4+: yes Unity supported: no
orz *unity-2d イケてない orz 「Unity 3D?」が使えない時に使える「Unity-2D」GUIインターフェースに 変えてみた。 インストールは非常に簡単で# apt-get install unity-2dだけでおしまい。 ログアウトして、自分のユーザ名を選択すると、 画面下で「GUIインターフェース」の切り替えが可能なので、 「Unity-2D」を選ぶだけ。 使って見るとMacのUIを一部真似ているようだが、 正直、非常に使いにくいGUIだ。 orz 現状の「Unity-2D」をデフォルトにするのは断固拒否したい気分だ。 (爆 *Mac OS X に変えてみた v(^^) こっちの方が良い感じ。Ubuntu11.04。 (1)「Ubuntuソフトウェアセンター」で「Avantウィンドウナビゲータ」をインストール。 実行して、適当にカスタマイズする。 「システム」-「設定」-「Awn設定」 (2) http://sourceforge.net/projects/mac4lin/files/mac4lin/ver.1.0/ から「Mac4Lin_Install_v1.0.zip」をダウンロード。 以下ユーザ権限で実行する。$ unzip Mac4Lin_Install_v1.0.zip $ cd Mac4Lin_Install_v1.0 $ ./Mac4Lin_Install_v1.0.sh後は、質問に適度に答えて、好きなようにカスタマイズする。v(^^) この状態で「ユニティに切り換え」すると、Windows上でMacの窓になる。(スゴ![]()
2009年03月28日
玄箱HG:Debian etch でavrdude Ver5.5 をlennyからバックポートする時のメモ
Debian etchのavrdudeはVer5.2と結構古い。
これだとAVR-Doperが動かないのだった。
lennyのはVer5.5と比較的新しい。
ところで
2009/02/14に「lenny」がリリースされていたのを知らなかった。
祝 Debian lenny !!
玄箱HGをetch->lennyにアップするのはちょっと大変そうなので
lennyのavrdude Ver.5.5のソースパッケージをとってきて
debパッケージを作るのだった。
そうはいってもまずはdebianのソースパッケージではなく(^^
生(なま)のavrdude Ver.5.5のソースをコンパイルしてみる。
そのアーカイブはdebianのソースパッケージに含まれているので
結局、debian lennyのソースパッケージがあればよい(オイ
debian etchの状態でlennyのソースパッケージをいただくには
/etc/apt/sources.list
に
deb-src ftp://ftp.dti.ad.jp/pub/Linux/debian lenny main contrib
という行を追加する。でもって
apt-get update
apt-get source avrdude
でOKだった。すると
avrdude_5.5-7.dsc
avrdude_5.5.orig.tar.gz
avrdude_5.5-7.diff.gz
のパッケージがダウンロードされて自動で展開、パッチあてもやってくれる。
上の中で
avrdude_5.5.orig.tar.gz
がオリジナルソースなので適当にavrdude-5.5-orgとかに解凍して
./configure
make
で、エラーとなる(^^;
yaccやflexがないそうなので
aptitude install byacc flex
した。configureオプションに何も指定しなかったので
/usr/local/etc/avrdude.conf
にコピーしてみると一応動いた。
ので。次は本命のdebパッケージを作るのだ。
上でメイクしたものはポイします。
デビアンの掟(おきて)ではポイなのだ。
make install
などは即レッドカードだ。
自動展開されたavrdude-5.5のフォルダ下で
debuild -uc -us -d
するとなんだかんだとエラーになるので、
aptitude pbuilder cdbs
した。まだエラーになる。エラーメッセージを良く読むと
スクリプトを実行しろと書いてあるのでそのスクリプトを
実行してみると依存関係をしらべてガシガシ必要なパッケージを
ダウンロードし始めた。総計40MB。
テンポラリも含めると100MB以上HDDを消費した。
で、
debuild -uc -us -d
したら今度はバッチリdebパッケージができあがった。
avrdude_5.5-7_powerpc.deb
avrdude-doc_5.5-7_all.deb
何を40MBもインストールしたかというと上のavrdude-docの中のPDFファイルや
dviファイルを作成するためのTeX関係のファイルだったのだ。
この勢いで「srecord-1.39」もトライしたが依存間関係地獄に陥って断念した(^^;
ソースパッケージを修正するか、単独でゼロから作り直した方が速い。
これだとAVR-Doperが動かないのだった。
lennyのはVer5.5と比較的新しい。
ところで
2009/02/14に「lenny」がリリースされていたのを知らなかった。
祝 Debian lenny !!
玄箱HGをetch->lennyにアップするのはちょっと大変そうなので
lennyのavrdude Ver.5.5のソースパッケージをとってきて
debパッケージを作るのだった。
そうはいってもまずはdebianのソースパッケージではなく(^^
生(なま)のavrdude Ver.5.5のソースをコンパイルしてみる。
そのアーカイブはdebianのソースパッケージに含まれているので
結局、debian lennyのソースパッケージがあればよい(オイ
debian etchの状態でlennyのソースパッケージをいただくには
/etc/apt/sources.list
に
deb-src ftp://ftp.dti.ad.jp/pub/Linux/debian lenny main contrib
という行を追加する。でもって
apt-get update
apt-get source avrdude
でOKだった。すると
avrdude_5.5-7.dsc
avrdude_5.5.orig.tar.gz
avrdude_5.5-7.diff.gz
のパッケージがダウンロードされて自動で展開、パッチあてもやってくれる。
上の中で
avrdude_5.5.orig.tar.gz
がオリジナルソースなので適当にavrdude-5.5-orgとかに解凍して
./configure
make
で、エラーとなる(^^;
yaccやflexがないそうなので
aptitude install byacc flex
した。configureオプションに何も指定しなかったので
/usr/local/etc/avrdude.conf
にコピーしてみると一応動いた。
ので。次は本命のdebパッケージを作るのだ。
上でメイクしたものはポイします。
デビアンの掟(おきて)ではポイなのだ。
make install
などは即レッドカードだ。
自動展開されたavrdude-5.5のフォルダ下で
debuild -uc -us -d
するとなんだかんだとエラーになるので、
aptitude pbuilder cdbs
した。まだエラーになる。エラーメッセージを良く読むと
スクリプトを実行しろと書いてあるのでそのスクリプトを
実行してみると依存関係をしらべてガシガシ必要なパッケージを
ダウンロードし始めた。総計40MB。
テンポラリも含めると100MB以上HDDを消費した。
で、
debuild -uc -us -d
したら今度はバッチリdebパッケージができあがった。
avrdude_5.5-7_powerpc.deb
avrdude-doc_5.5-7_all.deb
何を40MBもインストールしたかというと上のavrdude-docの中のPDFファイルや
dviファイルを作成するためのTeX関係のファイルだったのだ。
この勢いで「srecord-1.39」もトライしたが依存間関係地獄に陥って断念した(^^;
ソースパッケージを修正するか、単独でゼロから作り直した方が速い。